2月に続き今月も外装にスポットを当てたテーマが続きます。
文字盤やケースデザインにばかり目を奪われがちですが、個人的に1番こだわりがあるのがラグデザイン。

そもそも「ラグ」ってどこ?と言われることも多く、それほど注目されていないのかもしれません。ラグは腕時計にベルトを繋ぐ役割のため、堅牢性もさることながらそのデザインの良し悪しが時計全体の印象を決めるという重要な部位ですが、ここが凝られているかどうかで、良い時計かどうかが決まると思います。ラグが適当で月並みだと、他が良くても何となく物足りない気がする。

もちろん正統派のオーソドックスな腕時計も魅力的ですが、髪型と同じで常に同じスタイルだと「たまにはちょっと変えてみようかな」って時もあると思いますが、それとおんなじ。

今回セレクトした腕時計は、明らかにクレイジーでユニークなラグデザインが目玉ですが、よく見ると意外とありそうでない、さりげなくアンユージュアルな個性を演出できる、使い勝手の良いモデルも多数揃います。ぜひ。