秋が深まりゆくにつれ、金の腕時計が恋しくなる季節。
 

ティソとロレックス。
共に〈デニソン・ウォッチケース・カンパニー〉が手掛ける英国製の金無垢ケースを採用した、特別な腕時計。 オールアラビアンインデックスとリーフ針の組み合わせが、凛々しくも優美な英国顔。
そして金無垢のドレスウォッチといえば、当然、スミスは外せない。

 

スミスは1953年のエベレスト人類初登頂の立役者として一躍有名になり、タフなエクスペディションウォッチをバンバン出すかと思いきや、あくまでそれはそれ。頑なに非防水のドレスウォッチのバリエーションを増やしてきました。
こちらは1952年にリリースした名機「デラックス」の中でも、最初期に僅かに生産された幻のモデル。いわゆるアーリーモデルに見られるプリミティブな文字盤デザインの中に、あの控えめな王冠マークと"DE LUXE"のロゴが。
 

 

 

 

新旧を比べてみても明らかにその中間に位置する、過渡期的デザインが放つ存在感の違いたるや。希少価値だけではない、スミスをスミスたらしめる世界観と魅力が凝縮されています。出会えてよかった。

 

 

 

 

 

複雑時計とゴールドケース。
エレガンスと機能美の融合は腕時計というプロダクトが持つ永遠のテーマですが、その最も純粋な魅力が味わえるジャンルだと思います。