原宿の〈BACKBONE TOKYO〉で行われた三日間のトランクショー、多くのお客様にご来場いただきありがとうございました。

 

 

アンティーク 腕時計

 

 

若者と観光客が渦巻く原宿のド真ん中。にもかかわらず、階段を下り地下室のような店内に踏み入れると、古い煉瓦が敷き詰められた壁と鉄パイプのラックが印象的な、ラギッドで大人の色気漂う空間。

 

そしてそこは意外にも非常に居心地の良い空間でもあり、advintageの腕時計も一点一点、じっくりとご堪能いただけたかと思います。

 

 

アンティーク 腕時計

 

アンティーク 腕時計

 

アンティーク 腕時計

 

アンティーク 腕時計

 

アンティークウォッチは装身具でありながら、どちらかというと工芸品のような美的感覚で語られることの多い性格。それに対してあくまでファッションアイテムという目線で、どこまでその世界観を広げることができるか、というのが今回のトランクショーで抱いていた個人的なテーマでした。
今まではどちらかというと素朴な感じのスタイリングをすることが多かったadvintageですが、〈バックボーン〉が展開するウェアはアメリカンカジュアルでロックな雰囲気。それにも英国時計の控えめな佇まいは意外にもマッチして、きちんと存在感を放っていました。そんな発見も、今回の挑戦で見えてきたことのひとつです。

ただファッション目線で見すぎると、その腕時計の背景や作りの良さといった、奥行きが薄れてしまいがち。今回展示した〈スミス〉や英国時計はそうした奥行きをしっかりと持った「確かな」腕時計でありながら、アンティークウォッチの中では比較的取り入れやすい価格帯という魅力も持ち合わせている希有な存在です。そういう部分も今後の企画等で発信していけたらと思います。

 

今回このトランクショーを企画していただいた〈BACKBONE TOKYO〉の皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。