今月の渋谷店のラインナップは、スミスとその周辺の英国時計がテーマ。
スミスは当店でもしばしばテーマにとりあげる、個人的にも思い入れのあるブランドです。主にスミスの腕時計を中心に、その他の英国ブランドやゆかりのある腕時計をご紹介できればと思います。
☞スミスの歴史について
特にスミスのラインナップは現段階で比較的揃ってはいますが、ブログの画像でご紹介する腕時計の中には既にご注文いただいているものもございます。スミスはデザインやモデルのバリエーションが豊富な反面、同じものがなかなか入荷できません。気になるものがあれば、是非お早めにご連絡下さい。
ちなみに上の画像の3点は、スミスが腕時計の製造販売を正式に発表した直後、1940年代末から1950年代初頭のもの。当時の広告にも同じものが見られますが、いずれも「デラックス（DE LUXE）」や「アストラル（ASTRAL）」といったモデルバリエーションが生まれる前の、控えめな”SMITHS”のロゴのみが配される希少な初期モデルです。
ケースや文字盤デザイン、針の種類といった細部の意匠については、すでにいくつかのバリエーションが存在していたようです。1950年代半ばになると、デラックスをはじめとした様々な派生モデルが生まれ、デザインのバリエーションも非常に多くなってきますが、やはり黎明期のこの素朴さ、シンプリシティはたまらない。
本日も渋谷店にてお待ちしております。ご都合が合えば、是非。