明日の渋谷店では今回の買い付けで持ち帰った商品が中心のラインナップとなります。
今月は基本的にニューフェイスをメインに据える予定ですので、お時間が許せば是非直に手に取ってみていただければ嬉しいです。
今回はミリタリーウォッチが新たに加わりました。 主に英国軍の腕時計ですが、特にロンジンの空軍モデルは新鮮。さらにドイツ軍も加わり、米・英・独各国のミリタリーウォッチが揃う形になっています。
 

アンティーク 腕時計

英国軍はかなり大振りな腕時計が多い一方、米軍は比較的小振り。ドイツ軍はその中間といったところで、各国のサイズ感やテイストの違いを比較するのもまた一興です。
ロンジンの英国空軍モデルで、「マーク7A」と呼ばれる腕時計。背面に”A.M. 6B/159”の刻印が見られます。”A.M.”は空軍省(Air Ministry)を意味しており、英国軍のミリタリーウォッチの中では珍しいホワイトダイヤルに、ブルースチールの針が鮮やかに映えるハンサムなルックス。特にこのタイプのインデックスデザインは、他に類を見ないレアモデルでもあります。
 
アンティーク 腕時計

定番のブリティッシュアーミー。大振りで力強い、ある意味取り入れやすい、安定感のあるシリーズ。
 
アンティーク 腕時計

ロンジンの有名モデル「ウィームス(Weems)」。米国空軍のウィームス大佐がロンジンと共同で開発した、エアーナヴィゲーション(航空航法)用パイロットウォッチ。米軍モデルの例に漏れず、小振りなサイズ感となっています。
 
アンティーク 腕時計

プロント(PRONTO)社によるドイツ軍用腕時計。34mmというスタンダードなサイズ感で、質実剛健という言葉が最もよく当てはまる風貌。多くは"DH(Dienstuhr Heer)"と裏蓋に入るバリエーションのひとつで、こちらのプロント社のものは必ず"D"のみが入ります。Dienstuhr Heerとは「ドイツ陸軍支給時計」を意味しており、文字盤デザインはほぼ全て共通。
 
アンティーク 腕時計