昨日の渋谷店のラインナップは、ちょっと趣向を変えて夏らしいテーマで臨みました。
「Tシャツと腕時計」
ELGIN "TYPE A-11" 1940'S
"HELVETIA" Aviation Watch 1930'S
"NEPTUN" Flexible Lug & Stepped Bezel 1940'S
"J.W.BENSON" Automatic 1950'S
"ELGIN" RECTANGULAR w.Original Bracelet 1950'S
“Cortebert” Flexible Lug & Art Deco 1940’S
夏だし休みの日はTシャツ一枚で気軽に出掛けたい。薄着のスタイリングが多く、腕元が寂しくなるこの季節によく見られるのは、セレブによく見るインパクトのあるデカ厚系の腕時計かもしれません。たしかにシンプルで直球勝負のトップスには、負けないくらい存在感のある腕時計も悪くない。ただ、もうすこし繊細さや上品さも欲しい。
今回ご紹介したような、ラグデザインや文字盤に凝ったユニークなルックスの腕時計であれば、ストイックなスタイリングにも上品に対応してくれます。特に1940年代のアール・デコの影響が色濃い時代のアンティークウォッチには、ラグデザインのバリエーションが多く見られるのでおすすめです。夏の定番ミリタリーウォッチももちろんおすすめ。
今回取り入れたTシャツは全てビンテージですが、腕時計やベルトの色、デザインに応じて、Tシャツの配色やデザイン、全体のシルエットを選ぶのも楽しいと思います。今回はルーズなTシャツには武骨な時計、タイトなシルエットには小振りで上品な時計、という感覚を少し意識しました。最後の《コルテベルト（Cortebert）》はRAFのタイトなラウンデルシャツに合わせましたが、ラグデザインと文字盤のアール・デコデザインが決め手。ちなみにトマトTは完全に僕の趣味です。
