アンティーク 腕時計

明日8/10の渋谷の特集テーマは、「センターセコンド」。
主に戦争を中心に、よりアクティブな環境で時を知る必要に迫られた結果、時代は懐中時計から腕時計へと移りました。それは大きな懐中時計のムーブメントを小さなムーブメントへ、さらに秒単位での作戦実行や医療現場でのニーズを発端に、スモールセコンドから視認性において有利なセンターセコンドへと主流も移っていきました。
一般にアンティークウォッチといえば、秒針を時分針とは別のダイヤルに配して表示するスモールセコンドを想起する方が多いと思います。それ以前はというと、秒針のない、時間と分しか表示しない腕時計も珍しくはありませんでした。戦争、その後はスポーツ、さらに普段の生活の変化とも相まって、人々の時間に対する感覚は大きく変化しました。時計もそのデザインや形態を変えていくことになります。
こうしたデザインの変化も交えながら、明日は実用性とデザイン性を兼ね備えるセンターセコンドモデルをラインナップ致します。それらの中にはセンターセコンド黎明期のものや、より完成度の高い実戦仕様のもの、そして戦後のドレッシーなモデルといったバリエーションも楽しめます。「アンティーク=スモールセコンド」以外の面白さや、センターセコンドモデルのデザイン性の高さに触れていただければ幸いです。
また、特集とは関係無く当日ご覧になりたい商品がございましたら、是非事前にメールかお電話でご連絡下さい。ウェブ上の商品以外にも在庫が多くございますので、お気軽にどうぞ。