今月のテーマは「クレイジー・ラグ」。advintageの大好物として自負するユニークなラグを持つ腕時計たち。
advintageのセレクトの特徴のひとつにデザインコンシャスがありますが、特にラグデザインは重要なディテールです。アクセサリーであると同時に器具である腕時計は、あらゆる部分に用途があるためデザインの幅に制限が存在する一方で、昔のデザイナーたちによるこのラグという部位にかけた創意工夫の数々は、目を見張るものがあります。
腕時計を人に例えるなら、文字盤は顔、そしてラグデザインはというと髪型、ヘアスタイルだと思っています。四角四面の七三分けばかりじゃつまらない。ショートカットやロングヘア、くるくるウェービーヘアにリーゼント、そしてスキンヘッド。腕時計にも様々な「ラグスタイル」があります。
ラグデザインについて集中的に語られる機会もなかなか少ないと思いますが、是非この機会にその奥深いラグの世界に触れてみてください。