酷暑。汗だくで歩き回ったり、湿度と不快指数の高い満員電車に長時間閉じ込められたり、これはもうスポーツそのもの。

 

前回は敢えてそんな厳しい日本の夏に立ち向かう、タフなヴィンテージウォッチをご紹介しました。今月は逆に、「そんな厳しい日本の夏、どうやってドレスウォッチを楽しんでいこうか」という視点からアイテムをセレクトします。テーマは「真夏のドレス」。

 

もちろんある程度防水性や防塵性を確保したものが中心になりますが、薄着の腕に躍動感を生むユニークな文字盤デザイン、元来強い日差しによる日焼け対策でもあった美しいポーセリンダイヤルの腕時計など、夏にふさわしい爽やかなデザイン性を持つアイテムが目玉です。

 

汗の滴る夏、それでも涼やかにクラシックを纏う。そんな粋を求めて。