3月よりadvintageの新たなラインナップとして展開中の「ヴィンテージ広告」。
これらは当時のライフスタイル雑誌に掲載された時計ブランドの広告で、もちろんすべてオリジナル。
優れた広告デザインは、当時も今も非常に魅力的です。ただ、それが時間の経過したものであればあるほど商業性は薄れ、芸術性が前面に出てくる気がします。
advintageでご紹介するヴィンテージ広告は、そうした芸術性の高さをコンセプトにセレクトしています。中にはパテック・フィリップやロレックスといった、当店ではほぼお目にかかれないビッグメゾンもありますが、セレクトの基準は常にデザイン性であることに変わりはなく、その点ではadvintageがセレクトする腕時計の延長線上にあります。
ハイスペックを強調するもの、エレガントなデザイン性を演出するもの、シュールな世界観を表現するもの。時代やブランドの違いによって、そのテイストは様々な方向性を持ちます。
そのタイポグラフィの美しさとともに、写真ではない図像はもはやアートの領域。絵画の芸術性とも触れ合いつつ、視覚的に訴えかけてくるユニークな表現も魅力的です。部屋の空気を一変させるようなパワフルなポスターとは異なり、その部屋の要素を有機的に結びつけてくれるような存在。品良く壁にかけてもラフに立て掛けても様になります。
これらのヴィンテージ広告は、advintageが提案するヴィンテージウォッチの背景として、当時のシーンを切り取った貴重な資料であるとともに、その臨場感を一層高めてくれるツール。毎週火曜日の渋谷店で毎回異なるセレクトで数枚を展示するほか、近日中に商品ページにも追加したいと思います。