買付けの旅のもうひとつのおみやげ、恒例のストリートスナップです。
ここから腕時計のコーディネートを探って行く、というのが当初の目的でしたが、むしろadvintageのセレクトする腕時計に近い雰囲気を持ったキャラクターのコレクションというか、個人的な趣味の世界になってきていますが、構わずやります。
さて紅葉深まる10月下旬のヨーロッパは思っていたよりも暖かく、重苦しいコートの姿はほとんど見られず、軽やかなジャケットやブルゾンが目立ちました。ちなみに今回はほぼすべてロンドンから。他は時間がなくてほとんど集まりませんでした。

 

 

 

アンティーク 腕時計

 

アンティーク 腕時計

今回のファーストスナップ。イギリスの人はスーツに学ぶところが多いのか、サイジングに気を付けている人が目立ちます。この人はちょっとルーズだけど日本人好みのバランス。ナーディなアイテムも意図的で、小物の取り入れ方や色合わせをいろいろ気にしてそう。カバンの落とし方ひとつとっても、きっとそう。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

この人はユルさが絶妙。珍しいカラーのパンツをチョイスしているのに、浮いてない。これがジャストサイズだったら見向きもしなかったと思う。

 

 

 

アンティーク 腕時計

今度はジャストサイズのウールのセットアップにワークブーツ。アメリカントラッドなアイテムで揃えていながら、すごく繊細な雰囲気。そして女の子が好きそうなかごバッグがやけに似合っててかっこいい。帰ったら真似しようと思った。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

どこへ向かっているのか、とにかくすごい速さで歩くおじいちゃん。ドレスアップしてても嫌味がなく、やるならここまでやれ!と言わんばかりのクールなハット。服に着られていないのは、多分普段からこの服装を楽しんでいるからなんだろう。かっこいいとはこういうことなんだ。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

オールインワンをお洒落で着てる人を日本でたまに見るけど、あれこれ小細工するより正面突破の着方もアリだと思った。この人の場合は普段仕事で着てるんだろうけど、逆に仕事着って感じがあまりしなくてカッコいい。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

この人はいろんな意味で凄い。シャツとデニムだけじゃなく、キャップとシューズにもペンキが飛んでいるところからすると、多分いつも作業で着ているんだろうけど、普段着なんじゃないかと思っちゃうくらいクール。無造作なペンキの飛散が、上から下までひとつのセットアップのような統一感を作ってる。ある種の「仕方なく着てる」感がいい味を出しているんではないでしょうか。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

ひっさびさに見た、Tシャツ・オン・BDシャツ。Tシャツのグラフィックのセンスもいいし、小物も含めてキャラクターが合ってるからすごく自然。日本でやるひとあまりいないなあ。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

プレーンなアイテムで構成しているのに、サイズとシルエットと青のグラデーションが絶妙すぎて、ものすごい存在感を放っていた。足元はジャーマントレーナーでホワイトとのコントラストも爽やか。これぞロンドンスタイル。

 

 

 

 

アンティーク 腕時計

一瞬アクの強さを感じてしまうけど、実は意外とスタンダードでトラディショナルなコーディネートと分かる。そして本物のクラシックアイテムを取り入れていても、すごく今っぽい。
とりあえず今回はここまで。レディース編もありますのでそれは次回に。
ちなみに過去に買付け先で撮ってきたスナップはこちらのサイトにアーカイブしてあります。ご興味があれば是非ご覧になってみて下さい。