アンティーク 腕時計

今月のテーマはスミスとその周辺の英国時計。本日月曜日の渋谷店がこのテーマの最終日となります。というわけで今回の記事はスタイリングを中心に、スミス以外の英国ブランドの腕時計も合わせてご紹介。
☞商品ページ
スミスの腕時計の中でもかなり初期に製造されたモデルたち。スミスの古いモデルに共通する小振りなケース、上品なルックスに可愛らしい雰囲気すら漂う独特の雰囲気。スタイリングの懐も深く、タイドアップのスーツスタイルからカジュアルまで幅広くフィットし、また性別を越えて着用できるジェンダーレスな存在感も魅力。
 
アンティーク 腕時計

 
アンティーク 腕時計

どちらも同じサイズですが、全く異なるスタイルでもきちんと個性を感じる腕時計。スミスの最も本質的な魅力を楽しめるのがこの初期モデルと言えそうです。
スミスのベストセラーモデル「デラックス」。金無垢、シルバーと様々なケースやデザインのバリエーションが楽しめるモデル。デラックスは1952年から10年以上に渡って長く展開されていましたが、個人的には1950年代前半のクラシックなモデルがおすすめ。こちらも男性女性問わず着用できるサイズ感やデザインのものが多く見られます。
 
アンティーク 腕時計

 
アンティーク 腕時計

スミスのハイエンドモデル「インペリアル」。1958年から60年代にかけて展開され、その時代性もあってケースはやや大きめ。ブラックダイヤルになるとハードな雰囲気が強くなるので、ツイードジャケットのようなアクの強いアイテムが欲しくなります。
 
アンティーク 腕時計

上品な金無垢時計はクラシックスタイルだけじゃもったいない。ルーディな不良スタイルにもばっちり。こちらはスミスと双璧を張る英国時計ブランド《J.W.ベンソン》の腕時計。
 
アンティーク 腕時計

あえてセンターセコンドを選ぶことで、野暮ったい印象を除去。
 
アンティーク 腕時計

といいつつスモールセコンドの金無垢時計をクラシックなスーツスタイルにも。英国王室御用達で知られる高級ジュエラー《ガラード》の定番モデル。英国時計の美しさを凝縮したような一本は、是非グレースーツに合わせて欲しい。金時計に抵抗がある人でも、クラシックかつ控えめな文字盤を選べばスマートにハマります。
 
アンティーク 腕時計

☞商品ページ
最後に《スミス》の変わり種、盲人用時計。ポーセリンの乳白色や光沢感、やや大振りで丸っこいフォルムは、不思議な存在感があります。これだけの大きさだとメンズライクに寄りがちですが、こちらは女性が身につけてもしっくりきます。スタイリングや性別を問わず合わせられるのは、ユニバーサルデザインに通じる部分があるからかもしれません。
 
アンティーク 腕時計

☞商品ページ
前回ご案内したように、4/2から2週間ほど買い付けのためヨーロッパに出掛けます。
その間渋谷店はお休みとなりますので、本日ご都合が合えば是非。