スミスのベストセラーモデルとして知られる、「デラックス」。
純英国製の腕時計メーカーとして、スミス製の腕時計の信頼性が世に知られたきっかけは、ジョン・ハント率いる英国のエベレスト遠征隊による1953年5月29日の世界最高峰初登頂でした。その中で人類初のエベレスト登頂を果たしたエドモンド・ヒラリー卿の手首には、厳しい環境下でも正確な時間を刻む、スミスの「デラックス」がありました。
こちらがそのエベレスト登頂時に使用されていたデラックスと同じ、スクリューバック式のデニソン社製アクアタイトケースが採用された、希少なモデル。
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スミス・デラックスの特徴は、信頼性の高い英国製ムーブメントは言うに及ばず、その豊富なデザインバリエーションも特筆に値します。デラックスだけでもとにかくさまざまなケース・文字盤デザインのパターンがあるのです。
オーセンティックなラウンドケースでも、クロームプレートやゴールドプレートから、ステンレススチールや金無垢といった高級素材までさまざま。文字盤のデザインもさることながら、その表面の仕上げまで異なるパターンが用意されていました。
さらに、下の写真のよう、ホーンラグと呼ばれる角のようなラグデザインやユニークな時分針を持つ特徴的なモデルも。
こちらもアクアタイトケース仕様のタフな一本。長い年月を経て飴色に日焼けした文字盤がなんとも味わい深い。
さまざまなデザインがありながらも、程よく可愛らしいというか、カッコ良すぎないところがカッコいい。アンティークウォッチとはかくあるべし、とでも言っているかのような佇まいにヤラれてしまいます。
明日の月曜日も渋谷店でお待ちしております。ご都合が合えば、是非。