幾何学的でインダストリアルなデザインと、アンティークウォッチのミニマリズムの融合。
昨日の渋谷店での特集は、ボンクリップやその他のバンブーブレスを着用した腕時計のスタイリングでした。
ロレックスのバブルバックや、ミリタリーウォッチに合わせるのが定番と言われていますが、古いステンレススチールとの相性もいいので上品な腕時計にも十分フィットします。特にデザイン性の高いラグを持つタイプだと面白いマッチングを楽しめます。
1940年代のプロダクト同士という同時代性もありますが、かなりクラシック。それでも現代的な感覚からすると、逆に新鮮でモダンな印象もあります。
シンプルなデザインのため一見取り入れやすいように見えますが、逆に普通の格好に合わせてしまうと、一気に昭和感が出ます。バンブーブレスは意外にもファッションコーディネートが難しいアイテムかもしれません。ミリタリーファッションによくありがちな、アイテム先行の見た目にならないように気を付けたいところ。多少エッジの効いたスタイルの方がバランスを取りやすいかも知れない。
武骨でストイックなデザインと思いきや、華奢で上品な面も併せ持つ不思議な存在感。稀少価値は抜きにして、カッコ良く身に着けたい魅力的なアイテムだと思います。
こちらはボンクリップの中でも極めて稀少なゴールドプレートで、筆記体ロゴの旧モデル。9Kの金無垢ケースともマッチして、より上品なイメージ。
ちなみにボンクリップ・バンブーブレス特集は来週も行います。次回はスタイリングを中心にご紹介できればと思っていますので、ご期待下さい。