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今回ご紹介するのは、ロレックスの代名詞、オイスターケースの開発元として知られる、《オイスター・ウォッチ・カンパニー》の腕時計。
 


見ての通り、ロレックス特有の優雅な流線型を描くケースサイドのシルエットとは異なる、分厚く頑強なステンレススチールケースの風合いが印象的。やや小振りな30mmのケース径で、品良くまとまるサイズ感です。
 

暦の上ではすでに春なんだそうですが、まだまだ寒い日が多く、上着なしで出かけるには勇気がいります。今回はインディゴブルーのオーバーオールにグレーのニットとスニーカーで、重くなり過ぎない程度に着込みました。もうすこし暖かくなれば、このまま遠出もできそうです。ブリティッシュ・ワークというジャンルがあるのかどうかはわかりませんが、どれもイギリスのビンテージウェアで揃えています。あえてのノームコアソックスもポイント(笑)
 

ベルトは当店オリジナル。1930年代~50年代を中心に当時の腕時計ベルトとして定番的に作られていた、ヴィンテージのピッグスキンベルトを再現しました。独特のステッチラインやストレートシルエットなど素朴で温かみのあるデザインやピッグスキンの質感は、一般的なカーフスキンベルトとは異なる一風変わった新鮮な雰囲気。
腕時計とベルトの時代性を合わせてみると、ややカジュアル寄りなコーディネートに。オーバーオールにスニーカーという、三ツ星レストランでは門前払いされそうなストリート・スタイルですが、カジュアルな雰囲気は損なわず、どことなく品格を高めてくれます。それでもこのスタイルだと三ツ星レストランには入れなさそうですが…
 

こちらのオイスター社の腕時計は、ロレックス傘下となった後の1930年代~40年代前半に作られたものと思われます。実はロレックスはもともと英国のウォッチメーカーで、ムーブメントやパーツの製造はスイスの工場で行っていましたが、会社自体はイギリスのロンドンにありました。そのため初期の製品は英国市場に好まれた独特の控えめな表情をしています。どこかスミスやその他の英国時計とも相通じる部分がありそうです。
 

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