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スミス

スミスの英国陸軍のミリタリーウォッチが入荷しています。
マットに仕上げられたステンレススチールケースはノンポリッシュで、エッジがしっかり残ったグッドコンディション。独特のソリッドな風合いがいかにもミリタリーウォッチといった無骨な雰囲気を醸し出しています。英国軍官給品を示すブロードアローが燦然と入るブラックダイヤルも時代を感じさせない美しい表情を見せており、全体的にも非常に状態の良い個体です。
smiths

英国軍のパイロットウォッチとしては、インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)のマークIXから連なる、いわゆる「マークシリーズ」が有名です。インターナショナル社によってマークX、マーク11と改良型が生み出されながら、そのデザインを踏襲する形でジャガー・ルクルトやハミルトンといった一流メーカーによるミリタリーウォッチが英国軍に納入されました。英国製にこだわったスミス社がこの列に加わったのも、当然と言えば当然。ムーブメントはもちろん自社製ムーブメントを搭載し、時刻合わせの際に秒針を止めるハック機能付きという特徴を持っています。
ちなみにイギリスの空軍(ロイヤルエアフォース)や海軍(ロイヤルネイビー)は王立を意味する「ロイヤル(ROYAL)」が付きますが、陸軍に関してはロイヤルアーミーではなく、「ブリティッシュ(BRITISH)アーミー」が正しいそうです。管轄の違いで、空・海軍は国王大権に基づく軍隊であるのに対し、陸軍は議会の許可に基づいて編成されるからということですが、ややこしいですね。
無骨なミリタリーフェイスはもちろんのこと、やや黒光りするマットなステンレススチールケースは比較的大振りな35mm。クラシックで可愛らしいスミスの腕時計とは一線を画す、男らしさが際立った一本。ベルトを装着するバーがラグに固定されたソリッドなスタイルも、タフな使用環境を考慮した仕様となっています。
アンティーク スミス

今回のコーディネートは、ブラックのシャツを中心にしたややモード寄りなスタイル。ミリタリーとモードは非常に相性の良いペアですが、腕時計にも同じことが言えそうです。カーゴパンツの男らしさともリンクして、圧倒的な存在感がありますね。ベルトはやはりNATOタイプのナイロンベルトが一番似合います。
アンティーク 腕時計

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