ダークスーツが持つ独特の緊張感と調和させるには、適度なボリュームとクラシック要素がバランスよく入っていることが大事。アンティークウォッチだからと言って何でもスーツに合うわけではないと思います。
Cortebert / CHRONOGRAPH 1940’S ≫Item Page
1940~50年代のクロノグラフは、上品なものが多い。35ミリ前後の絶妙なサイズ感と、文字盤に横溢するインデックスの凝縮感は、ドレスアップしてもその緊張感を壊さない。
ETERNA / 14KYG 1940’S ≫Item Page
金無垢×シリンダーケース×ブラックミラーダイヤル。シックでシャープでノーブル。ボート型のベルトよりもストレートシルエットのベルトを選ぶことで、シリンダーケースの直線的なラグデザインを活かせる。同時に小振りなケースにプレゼンスを加えることが可能です。
LIP / 18KYG 1950’S ≫Item Page
王道の金無垢ケースは、やや大振りが無難。ラグにデザイン性を求めれば、その品位はぐっと高まります。この〈リップ〉の18金無垢の腕時計は、クラブシザーズシェイプのラグが存在感と個性を際立たせる逸品。
HELVETIA / BUMPER AUTOMATIC 1940’S ≫Item Page
1940年代の小振りなメンズウォッチも、バンパーオート式ムーブメントを搭載しているものは厚みがあり、文字盤デザインがミリタリーテイストのものを選べばスーツのパワーにも負けない。カジュアル寄りな分、靴やベルトでバランスを取るのも忘れずに。
SMITHS / EARLY MODEL 1950’S ≫Item Page
いわゆるアーリー・スミスから、ローマ全数字インデックスのモデルをチョイス。スミス黎明期に製造された、可愛らしいデザインが魅力のアーリー・スミスですが、古典的なローマ数字インデックスを選べばノーブルな表情によって引き締まる。
MOVADO / “CALENDOMATIC” 1940’S
複雑時計の流れから、カレンダーウォッチもクロノグラフと同様。文字盤に多くの情報を詰め込むため、シンプルなものより多少大振りになる。さらにこのモバードの名機カレンドマチックはバンパーオート式ムーブメントを搭載し、厚みを増したボリューミーなシルエットが、かえってグッドルッキング。
MIMO / GERMAN ARMY “DH” 1940’S
ミリタリーウォッチも当然選択肢に入ります。シーンは選ぶけれど、あえてNATOストラップもハズしには意外とアリ。1940年代のドイツ陸軍のミリタリーウォッチは、英国軍に比べてわずかに小振りでスマートだから、スーツにはこちらがベター。
今月の恵比寿店は新入荷アイテムを中心にラインナップしています。主にインスタグラム(id: advintage_watch)でご紹介していますので、そちらもチェックしてみて下さい。