今月はスポーツを意識したアンティークウォッチをテーマに掲げてご紹介しております。
当時そのような腕時計がイメージしていたアクティビティというと、水泳やゴルフといったスポーツは当然のこととして、釣りやキャンプ、ハンティングといったアウトドア要素の強いアクティビティも広告における訴求力の高いジャンルでした。そして、旅や探検もそのひとつ。旅もスポーツと同様、自然を相手にするハードなアクティビティということなのでしょう。
この腕時計は私の私物ですが、《タヴァンヌ》のアンティークウォッチ。“WATERSPORT”というペットネームから、これも水泳などのマリンスポーツを意識した腕時計と思われます。

アンティーク 腕時計
 

1940年代に作られた4つビス止めの、いわゆるクラムシェル防水ケースの頑丈さ、インパクトのあるフレキシブルラグ、日焼けが絶妙な柄となって表れた文字盤など、私が大好きな要素を凝縮したような一本。毎回の買い付けの旅程はスマートな旅とはほど遠いものですが、それでも十分に役立つ相棒です。

 

前置きが長くなりましたが、勝手ながら明日から一週間ほど買い付けに行ってきます。そのため10/31(月)の渋谷店はお休みとなりますのでご注意下さい。
今回はイギリスだけ、期間もコンパクトですが、内容はかなり詰め込んだつもりです。もちろんこのタヴァンヌも一緒に。

それでは行ってきます。