前回の月曜日は海の日にちなんで（?）、マリン系の腕時計を集めてみました。 といっても、ほぼほぼ「実は…」という枕詞とともに僕の方から打ち明けるパターンでしたが。
30mmスタイルのめずらしいダイバーズ。ベビークロノならぬベビーダイバーズといったところでしょうか。16mm幅のラグ幅なので、女性向け腕時計と言うことでもないようです。もちろん女性にもおすすめ。小振りなサイズ感の割に、文字盤いっぱいに配された大振りなアラビア数字や針類の、良い意味でのアンバランスなデザインが魅力的。
クロノグラフ×ダイバーズウォッチという男らしい組み合わせ。ダイバーズと言うとモダンな文字盤デザインの反面、クラシックな味わいに欠けるデザインが多いですが、こちらはその両方のデザインが良いとこ取りで融合したルックスです。実はリューズがオイスターケースのようなねじ込み式になっているのがポイント。
今回のマイ・ナンバーワン。ドイツ製の腕時計で、フレキシブルラグ×ステップベゼル×防水ケース×30mmスタイルという、僕垂涎の一本。
こちらはタバンヌ。同じくフレキシブルラグ×ビス止め防水ケースの、優雅なデザインとタフな仕様が絶妙に融合した一本。
どちらも1940年代の腕時計ですが、NATOタイプのナイロンベルトとの相性も良さそうです。ブルー×ホワイトのストライプ柄だとなお良し。欲しい。
おなじみのオイスター・ウォッチ・カンパニー。スクリューバックにねじ込みリューズの防水構造は、かつてロレックスが惚れ込んだオイスター社の専売特許。リューズの大きさや武骨なルックスが魅力的です。
その他、スミスのエベレスト登頂モデルも。マリン系と勝手にくくってしまいましたが、夏場にスナップバック仕様の非防水タイプは使いづらいのが本音でもあります。というわけで、前回は防水性を考慮した腕時計を中心にラインナップを組みました。現代とは異なり、各メーカーもユニークなアイディアを駆使して防水性能を向上させていた時代。彼らの努力の跡が伺える、古き良き時代の腕時計達でした。
