明日18日から1月いっぱい銀座店は収穫祭です。買い付け商品をメインに展開しますので是非お立ち寄りください。
今回の買い付けで意識して集めたバイイングテーマみたいなものがあって、それはノンルミナスダイヤル、レクタンギュラー、そして「オールドインター」でした。
advintageのセレクトはスミスを除いて1930-40年代の腕時計がメインですが、その大半を占めるのが夜光塗料を用いたインデックスや針の、いわゆるルミナスダイヤル。戦時期ということもあり、そのような文字盤が流行していたのもありますが、マーケットを見ていてもノンルミナスダイヤルはやはり少数派。レクタンギュラーモデルについても製造コストの問題で当時から少数派となっていて、どちらもadvintageのラインナップにもっと必要なジャンルでした。
そしてオールドインターにかんしては、ちょっと個人的な思い入れがありました。メジャーブランドはあまり取り扱わないのがadvintageのプランですが、それでも彼らを否定しているわけではなく、むしろ強い憧れを持っています。
その中でオールドインター(あえてこの日本流の俗称を用いますが)は僕自身、雑誌penの2006年のヴィンテージウォッチ特集でその美しくクラシックなデザインに魅力されて以来、この世界に興味を抱いたきっかけでもあり、特にそのノーブルなデザイン性はadvintageのセレクトの根幹にあると言ってもいいくらいです。もちろん、オールドインターならなんでもいいってわけではなく、そこにはきちんと僕の流儀に則ったものしか選んでいません。
あとはスミス。今回は相当奮発しまして、スーパースペシャルなイングリッシュ・オートマティック・ムーブメントを搭載するスミスの自動巻きモデルをはじめ、初期仕様のレアピースなど大量に入手しましたのでこちらも必見です。
そして恒例の(?)スーベニア・マーケットもやります。ほとんど僕の個人的趣味の押し付けですが、ある意味時計と同じくらいの熱量がこもっています。ちなみにあくまでお土産なのでほぼ原価で出すのと、1月いっぱいしかやりません。残ったら全部僕のものになりますのでお早めに笑。