オメガの金無垢ケースの腕時計が入荷しています。
私が思うオメガの良さは、そのクラフツマンシップにあると思います。ムーブメントはもちろんのこと、ケースや文字盤デザインも含め質実剛健とも言うべき佇まいや、実用性に主眼を置いたメイキングコンセプトなど、アクセサリーという域を越えた「道具」として高い価値を与えられているところに、スーパーブランドの矜持を見出せるのではないでしょうか。
こちらは英国の高品質ケースブランド《デニソン》社による9金無垢ケースが採用された、イギリス市場向けの一本。やや小振りなサイズは日本人の腕には相性が良く、近年30mm前後のサイズのヴィンテージウォッチがファッション業界でも定番となりつつあります。
クッションシェイプは元来ドレッシーなケースデザインのため、この腕時計が企画された時代はスーツやドレススタイルに合わせるものとされていたのかもしれませんが、現在ではどちらかというとカジュアルなスタイルのほうが活きると思います。
ちょっと武骨なミリタリーテイストのスタイリングでも、どことなくドレッシーな雰囲気が感じられるのは、オメガの存在感がなせるわざなのかもしれませんね。
合わせたレザーベルトは、縫い目がないフレンチスタイルのビンテージ・デッドストック品になります。一般的なステッチが見えるタイプのベルトと比べ、ドレッシーな雰囲気が時計の持ち味にフィットしています。
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