ユニバーサル・ジュネーブが手掛けた、ドイツの古都ミュンヘンの老舗宝飾品店〈フーバー〉の腕時計。この美しい文字盤デザインは、センターセコンドでなければ成り立たちません。

シルバーに仕上げた盤面で上品に際立つホワイトエナメルのミニッツレール。それに沿うようにルーレットスタイルで配置されたローマ数字は控えめなサイズで描かれており、中央に適度な余白を生むことで独特の気品ある表情を形作っています。

さらにこの文字盤の芸術性はサブセコンドがないセンターセコンド仕様に拠るところが大きく、同時にローマ数字のボリュームに合わせたシンプルな三針によって美しい調和がもたらされています。この調和こそ、上下左右が線対称となるセンターセコンド独自のデザイン的優位性です。