対のアルピナ。
レクタンギュラーとラウンド、実は今回のfirst buyとlast buy。ドキドキしながら初めて訪れた黒い森のウォッチフェアで買った14金のレクタンギュラーは、地下にまだたくさんのテーブルがあるのを知らず、1階だけ回ってこれだけしかないのかと絶望する中で光明のように見えた一本。
SSのラウンドは旅の最後に訪れたビッグイベント、ミュンヘンの時計市で、帰りの電車の時間が迫るなか最後に何かないかと小走りに会場を回っている中で出会った一本。特に仲間のディーラーから評価が高く、シンプルながらそのデザインやマニュファクチャーの語りどころの深い、旅を締めくくるのにふさわしい腕時計。
アルピナに始まりアルピナに終わった、そんな旅でした。
