前回に引き続き、今週の渋谷店の特集はボンクリップをメインにしたバンブーブレスレットによるラインナップでした。ここでは一例のスタイリングではありますが、何点かコーディネートでご紹介したいと思います。
まずは《オイスター・ウォッチカンパニー》。味のあるステンレススチールとボンクップの相性は絶妙。オーセンティックで武骨な風合いでありながら、セクシーな曲線美を持つオイスターケースならではの魅力が引き立ちます。
☞"OYSTER WATCH CO." 商品ページ
 

アンティーク 腕時計

 
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珍しいゴールドプレートのボンクリップと、《J.W.ベンソン》の金無垢ケースの腕時計。若い方にはややとっつきにくい意見が多い金時計ですが、思っているほど嫌味はありません。
☞"J.W.BENSON" 商品ページ
 
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次の《ウエスト・エンド・ウォッチカンパニー》は、元々バンブーブレスとセットで販売されていたこともあり、相性も抜群。固定式のミリタリーラグなのである程度ベルトの選択範囲が狭い分野、バンブーブレスも是非チョイスに加えてほしい一本。
☞"WEST END WATCH CO." 商品ページ
 
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《マセイ・ティソ》。やや大振りでボリューム感のあるケースが特徴のため、ボンクリップとは別のメーカーによるバンブーブレスを装着。リンク幅太めで若干ボリュームもあるため、時計のインパクトに負けない存在感があります。アジャスターのデザインが魅力的。
☞"Matyey Tissot" 商品ページ
 
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《コルテベルト》。現代では無名と言わざるを得ないブランドですが、文字盤やフレキシブルラグのデザイン性の高さは唯一無二の逸品と言えます。それゆえバンブーブレスの上品なルックスと相性良し。
 
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《ネプチューン》。ドイツ製。またも無名。しかしフレキシブルを持つステンレススチールケースや文字盤は、ブランド物を凌駕する秀逸なデザイン。ブランドバリューはなくとも、良いものは良い、を体現する一本です。こちらのバンブーブレスはボンクリップではありませんが、比較的ボリューム感のあるリンクが時計の印象にフィットしています。ボンクリップと異なり、ラグへの取付け部が容易に着脱できる構造になっているのもポイント。
 
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今回はかなりラフなスタイリングで挑みました。味のあるノーカラーのシャツにインディゴのハットで上品な雰囲気をプラス。できるだけ普通寄りで汎用性の高いアイテムで揃えましたが、コーディネートのポイントになるような新鮮なアイテムがあると、バンブーブレス特有のインダストリアルなデザイン性を活かしやすいと思います。
またまだ残暑が続きそうですが、もう少し涼しくなってきたら、ジャケットスタイルや上品なコーディネートと組んでご紹介したいと思います。
 
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