今回の仕入れの旅の出発地はイギリス・ロンドン。
主にロンドンを中心に、やや遠方のアンティークフェアなどにも足を伸ばしました。
基本的にマーケットやアンティークフェア早朝が勝負。出発時はこの通り、ほとんど夜。
今回は初日に地方のアンティークフェアがターゲットということで、長距離列車に揺られます。
とにかく巨大なフェアなので、全てのストールを素通りするだけでも1時間以上かかりそう。というわけで知り合いのディーラーから中心に、その他のストールを細かくチェック。
ここからはどんどんいきます。主にロンドンのマーケット。ご存知の方も多いのではないでしょうか。
さすがに朝5時前はストールすら完成していない…。それでも納得のいく腕時計を何点か入手!いやー早起きしてよかった。
今度は郊外のアンティークフェア。早朝から動いたにもかかわらず、収穫はゼロ。こんなこともよくあります。ただ、家具や雑貨、アクセサリーなど年代物を中心に様々な物が売られているのを見るのも楽しい。完全に自己満足ですが…
ナチス時代のドイツ軍関係の雑貨。かなりヤバいです。欲しい。
S.SMITHS & SONS時代の《スミス》の車載時計。存在感が半端ない。
どんどんいきます。
私自身ヴィンテージ古着からファッションの世界に入ったクチなので、こういう場所は高まります…
懇意にしているディーラーの1人、デイビッド。英国ブランド《バブアー》のキルティングジャケットとハンチングの着こなしが個人的に好き。今回はお家に招待していただきました。
今回唯一雨で残念な結果に終わったマーケット。ただ、オシャレな人が多かった。
そしてユーロスターでパリへ。
パリはディーラー、コレクターが中心。いわゆるブロカントは巨大なものがたまたまあったので見てみました。ここもなかなか。
さらにドイツへ。この日は雲海がきれいでした。
実は私、学生時代ドイツに住んでおりました。ドイツはかなり慣れ親しんだ土地で、イギリス、フランスの後にドイツに来ると、聞こえてくるドイツ語に何とも言えない安心感をおぼえます。すごくいいところです。
その学生時代からの友人で、ハンブルクでヴィンテージショップを営むノアの店《HOTDOGS》。そのセレクトも素晴らしいもの。お昼ごちそうさまです。
今回ドイツはハンブルクを拠点に、基本的にディーラーやコレクターとのアポイントがメイン。ドイツ鉄道に乗っていて思うのは、とにかく車窓からの景色がすごい。ずっと見てても飽きないし、視力がよくなりそう(笑)。
そんなこんなで夜に。
駆け足で一気にお見せしました。かなりムラのあるご報告で恐縮ですが、多少なりとも現地の仕入れの様子が伝われば幸いです。やはり現地で一本一本自分の目で選ぶ作業や、取引先とのコミュニケーションなどを通して得た結果は、何物にもかえがたい満足感があります。これから順次オーバーホールを行って行きますので、今後の商品のラインナップをご期待頂ければと思います。
次回更新では他にも撮りためた写真のご紹介を予定しております。長くなってしまいましたが、取り急ぎご報告まで。